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【書評】絶対音感
2012年09月22日 (土) | 編集 |

『絶対音感』 読了しました。
発表当初話題になり、買おう買おうと思いつつ、そのまま10年経ってましたね。
105円で発見して、買いました!
面白かったですが、ノンフィクションとしては惜しいかなあ。

そもそも、絶対音感とは、音楽用語で、外界の様々な音を把握して正確に音名でラベリングできること。
ただ、「絶対」と言いつつも、その能力には幅があります。
また、特定の楽器に習熟した後で生まれる、特定の楽器の音であれば、ラベリング出来るという『相対音感』もあります。

記載内容を私なりにまとめてみるとこんな感じ。
(すでに本を貸してしまって、手元に本書がないので、語句の詳細は曖昧ですがおおむねこんな感じ)

・絶対音感は、音楽を行う上で、特に、指揮者や作曲家などには非常に有利な能力である。
・以前は、遺伝的要素として考えられていたが、最近は、ほとんどが、訓練によるものとされている。
・最近は、中国・韓国・日本人に多い。
・コンクールでも、日本人の技術は優れている。しかし、画一的傾向。絶対音感との関係はあまり記載されていない。
・現在は、各種方法論が進歩し、訓練で、多くの人が獲得できる。ただし、6歳半までに一定の水準をクリアする必要あり。それでも、困難な人もいる。
・音楽を行う上でメリット多いが、日常生活や、音楽をさらに進める際のデメリットもある。
・音楽的才能とは別のもの。
・日本の教育方法「移動ド」「固定ド」などの弊害がある。
・原理は完全には明らかではないが、幼児期には、子どもには、ほぼ全音に対応する神経回路があり、それらが、成長の中で、必要な音のみ残る、もしくは強化され、他は抜け落ちていく。それらを、正しい音と音名で残す(強化する)という過程ではないかと仮説を立てる。
・例えば、幼児期には、全ての音(母音・子音)を聞き分ける能力がありつつも、成長と共に、母国語の母音・子音用の神経回路が強化され、他が抜け落ちてゆく過程に似ている。外国語は、幼児期と、成人してから、覚えるのでは、学習方法が異なるわけですね。
・厳密に音の高さがヘルツで理解されるのがよいわけではない。例えば、ピアノの12音階は、時代によってヘルツが異なり、また、会場や、必要性(自分のパートが引き立つべきか、抑えるべきか)によっても、実は、快適だと感じられるヘルツが異なる。それらの音は、絶対音感だけでは、『違和感』として感じられる。

音楽とは? 芸術とは? 音とは? 音楽の才能とは? という話を交えて書いてあるので、非常に総合的な『音楽論』になっています。
ただ、まとまりきっているかというと、微妙なところですね。
全体的に感傷的な印象。
手が広がり過ぎているかな。
それだけ、大きい問題だということですね。
私も、小学校時代、ほんのちょっとだけピアノをかじっていたので(バイエルだけ)なんとなく分かります。
本書を読んで、今後、音楽がどう進んでゆくのか、楽しみになりました。


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