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【書評】水神 100点満点をつけたい!
2013年07月07日 (日) | 編集 |
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目の前を悠然と流れる筑後川。だが台地に住む百姓にその恵みは届かず、人力で愚直に汲み続けるしかない。助左衛門は歳月をかけて地形を足で確かめながら、この大河を堰止め、稲田の渇水に苦しむ村に水を分配する大工事を構想した。その案に、類似した事情を抱える四ヵ村の庄屋たちも同心する。……amazonより


最近、帚木蓬生さんの本にはまっていますが、これは間違いなく、最高傑作です!
今度は時代小説。ここまで農民の話をリアルに描いたものがあったかなあ!
まるで自分がこの時代に農民をしているように錯覚しました。
当時の農民と一緒に喜怒哀楽を経験出来ます。


前半、延々と、何代も続く百姓の苦難の歴史、そして、それを覆すべく立ち上がる四人の庄屋さん。後半、全額自己負担、さらに、工事が失敗した場合には、責任を取って磔(はりつけ)の刑に処せられるという厳しい条件下で、工事が遂にスタート。


何カ所も泣けました。
圧倒的な構成力と細部までこだわって作られた物語。
言うことなし。100点満点の作品です。


帚木蓬生さんのあとがきに書かれた言葉……月間の文芸雑誌は年に何度か、時代小説特集をする。しかしその舞台はおしなべて江戸か大坂、登場人物も侍か町人である。それが時代小説と思われてはたまったものではないと、ずっと不満だった。あの時代、人口の八、九割は百姓だったはずであり、大半の人間は地方にいたはずである。それを描かなければ時代小説家とは言えない。


本書に出てくるような人々によって、、歴史が切り開かれてきたんだろうなあと実感しました。
帚木蓬生さん、闘病中に本書を書かれたそうです。是非長生きして、一冊でも多くの本を書いて下さい~。
子どもたちにもお勧めしておこう……。


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アマチュア無線講座 これで初心者卒業です!

 


 

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